UN3D.における“ORIGAMI”は、単なるモチーフではありません。それは、日本の折りの文化に宿る緊張と調和の美学を、現代のデザイン言語として再構築した象徴。一枚の布を折り、畳み、陰影をつくる行為の中には、造形的な理性と、どこか人間的な柔らかさが共存しています。
今回登場する3つの「ORIGAMI」シリーズは、それぞれ異なる素材と機能をもって「構築と日常」の関係を再定義します。モードとは、決して特別な日のための装飾ではなく、日常をより美しく生きるための思考。そんなUN3D.の信念を体現するシリーズです。
ORIGAMI PLEATS TOTE
折りの陰影が、静けさと意志を宿す。UN3D.を象徴するバッグ「ORIGAMI PLEATS TOTE」は、ブランドの根幹にある“構築美”を最も端的に表したデザイン。ギャバジンのように上品な光沢を持つ生地は、見た目の洗練さと機能性を兼ね備え、内側には汚れを防ぐ裏面コーティングを施しています。長めのハンドルは冬のアウターにも心地よく馴染み、肩掛けの瞬間まで美しい所作へと導きます。A4サイズやPCが収まる程よい容量で、メインにもサブにも馴染むバランス。現在は、グレー、ブラック、オレンジの3色が販売中となっており、完売中のホワイトとブルーは2026年2月頃の再入荷を予定しています。静謐な佇まいの中に、色が呼吸する。そんな“余白のあるモード”を体感できる一品です。
NYLON ORIGAMI POCET TOTE
軽やかで知的。新しい日常の“伴奏者”のような存在。「NYLON ORIGAMI POCKET TOTE」は、UN3D.が得意とする“素材の再定義”が最も端的に表れたモデル。軽く、強く、汚れにくいナイロン素材を使いながらも、無機質にはならず、モードに調律された佇まいを感じさせます。ポケット部分に施されたオリガミプリーツが、シンプルなフォルムの中でささやかな表情をつくり、持つ人のスタイルをやわらかく印象づけます。A4サイズがすっきりと収まる実用性に加え、驚くほどの軽さ。ホワイトとブラックは潔く、グリーンとブルーは少し遊び心を添えるカラーとして活躍します。装いを選ばず、持つだけで少し気分が凛とする。そんな“軽やかな知性”を感じさせるバッグです。
ORIGAMI POCKET TOTE R
モードをより自由に、より軽やかに。ショルダータイプの「ORIGAMI POCKET TOTE R」は、フロントに配されたオリガミプリーツが、動くたびに光を拾い、シルバーやブラックの静謐なトーンの中にリズムを生み出します。持ち方を変えれば、肩掛けとしてもクロスボディとしても使えるデザイン。A4が収まる実用性を備えつつ、軽やかな印象を崩さないフォルムが魅力です。ギフトとしても選ばれる理由は、シンプルでありながら、感性を語るデザインであること。使う人の所作を美しく見せる、UN3D.らしい“静かなモード”の完成形です。
