季節をまたぐ服
夏本番、次を見据える一枚。
Date.2025.7.25
7月下旬、気温は高くても、ファッションは徐々に次の季節を意識し始める頃。真夏に快適でありながら、秋口にも対応できるアイテムは、今こそワードローブに加えておきたい。UN3D.が提案するのは、ノースリーブ・半袖・長袖を重ねることで着用シーズンを自在にコントロールできる、モード感あるワンピースとオールインワン。構築的なシルエットや異素材使いが、一枚で主役になる強さを持ちつつ、スタイリング次第で長く活躍する。着回せるだけではない、着るたびに印象が変わるという視点で選びたい3つのスタイルをご紹介。
ROUND LINE SAFARI AIO

立体的なフォルムと異素材のリズムが生み出す、UN3D.らしいサファリモード。程よく厚みのあるリブと、シャリ感のある軽やかな布帛をドッキングしたオールインワンは、ラフでありながらも計算された構築性を宿します。ワイドでありながらもただの直線ではなく、サイドにアーチ状のラインを描くユニークなシルエットは、動きに合わせて揺らぎながら、エッジの効いた存在感を放ちます。トップスとの切り替え位置を高めに設定することで、自然とスタイルアップを叶えつつ、全体のバランスをすっきりと整え、ワンピースのようなエレガンスも両立。太めの配色ステッチがアクセントとなり、ミニマルな中に静かなインパクトを加えています。インナーをノースリーブから長袖まで変化させることで、季節をまたいで表情を変える一着。潔く、洗練された女性像を引き出すアイテムです。
SHEER POCKET 2WAY COCOON AIO

フォルムが語る自由、シルエットが誘う余白。ひと目で視線を惹きつける、ボリュームのあるポケットが印象的な2WAY仕様のオールインワン。ポケットに隠されたスリットタブを留めることで、シルエットはストンとしたストレートから、柔らかく膨らむコクーンラインへと変化。纏い方ひとつでムードが変わる、静かなる変形の美学が息づいています。素材には、晩夏にも心地よいライトなタッチを採用。ポケットの袋布にはシアー素材を取り入れ、異素材の透け感がほのかにニュアンスを添えています。インナーや小物の合わせ方次第で、軽やかにも重厚にも演出でき、秋口から冬へのスライドもスムーズに。潔さと繊細さ、その両極を宿した、都市的でモードな一着です。
EDGE WAVE LINE OP

構築と余白、強さとしなやかさ。その狭間にある美しさを形にしたワンピース。スカートにコードを忍ばせ、緩やかに波打つようなウェーブラインを描いたデザインが、他にはない立体感を生み出します。ウエスト部分は自然にブラウジングされたようなシルエットで、1枚で着たときにも奥行きのあるバランスに。ノースリーブでありながら、肩を包むようなカッティングは、女性らしさと実用性の両立を実現しています。フロントには敢えて無骨なメタルジップを採用。ミリタリーテイストをさりげなく差し込み、モードなエッジを効かせています。素材は軽やかで、微細な光沢が動きとともに上品にきらめく設計。インナーに長袖を仕込めば秋口まで対応でき、レイヤード次第で表情を自在に操れる、UN3D.ならではの一着です。

